普段から「ゆる言語学ラジオ」や「ゆるコンピュータ学ラジオ」、「積読チャンネル」等をよく拝見するのだが、先日同系列チャンネル「ゆる学徒カフェ」からとある動画が公開された。
『ベテランから、大喜利のコツを習おう!』
大喜利のコツ、習いた~い!
大喜利ド素人の私はまんまと動画を再生した。
ざっくりまとめると、大喜利素人の堀元さんと黒川さんがベテランの藤井さんから大喜利を習うという内容だ。
前半はスライド芸とともに楽しく優しく大喜利の解説が続くのだが、動画の後半。


急に”こちら側”を巻き込んでくる。
でもたしかにいい機会かも。普通に生きてて大喜利することないので。
それに、大喜利ド素人がパッと思いついた回答と大喜利ベテランの回答にどれくらい差があるのかも純粋に気になった。なので、ここで一旦動画を止めて乗っかってみることにした。
【お題】「このラーメン屋、病院みたいだな」なぜそう思った?
・食べ終わったあとにしばらく支払いを待つ時間がある
・味が薄い
・大学と提携している
・丸々と肥え太った糖尿病患者みたいな客ばかりだ
・母方の実家も父方の実家もラーメン屋
・なんと、土日休み
・毎日ババアのグループ客が来て生存を確認し合っている
・食券が赤黄緑黒のトリアージ色
・店内BGMが優しいオルゴール
・ラーメンスープを飲み干すと底にドクロマーク
・ここでどんなものが食べたいか注文して、すこし遠くの建物まで行ってから提供される
・ほんとうは1000円のところ、300円で食べられる
・老人は200円、ガチ老人は100円で食べられる
・すでに崩壊しかかっている
うーん、ぱっと思いついたのはこのくらい。計14個。
さて、動画ではどんな回答がされているのだろうか。大喜利ベテランと回答は被るのか?

黒川さん「どっかの大学の付属だ」
お、早速3つ目の「大学と提携している」と被った。でも「付属」って言い方のほうがよく伝わりそうでいいな。

黒川さん「夜間受付外来がある」
注目ポイントが違うだけで、発想の根っこは「なんと、土日休み」と同じ気がする。

藤井さん「ほとんど国が負担してくれる」
お、藤井さんと被ってる!
最後のほうに思いついた「ほんとうは1000円のところ、300円で食べられる」と発想元が同じだ。ベテランと回答の方向性が一致するのは嬉しい。

堀元さん「イギリスではラーメン屋崩壊」
いちばん最後に思いついた「すでに崩壊しかかっている」と考え方が近い。
医療崩壊からイギリスの医療うんちくにつなげるところが堀元さんの独自性があるな。

藤井さん「チャーシューは向かいの肉屋でもらってください」
再び藤井さんと被った。これは「ここでどんなものが食べたいか注文して、すこし遠くの建物まで行ってから提供される」と同じ発想だ。同じあるあるネタだけど人によって最終的な回答の形が変化するのが面白いな~。
結果、ぱっと思いついたものだけでも5つ被った。そのうち2つはベテランの藤井さんの回答と被ったというのは「ド素人の大喜利体験」として安心感があってよかった。
また、動画内ではほかの被らなかった回答もたくさんあったため、そちらは動画で各自確認していただきたい。

ちなみに【ゆる学徒カフェ】では参加型大喜利イベント『藤井と大喜利してみよう!』を開催するとのこと。大喜利に興味が湧いた人は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。


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