おつかれさまです。学歴厨の味方、アクテンです。
漫画『ガクサン』を読んだら、参考書ヲタクだった記憶が蘇ってきたので語らせてください。

〈あらすじ〉
参考書の出版社に中途入社した茅野うるし。そこで出会ったのは、クセが強すぎる参考書オタクの福山だった。その行動は社会人としては失格なことばかりだが、参考書の知識は尋常じゃないようで!? 参考書オタク×サブカルミーハー女の、凸凹お仕事コメディ!
↑一応あらすじを書いているが、本記事では参考書の話しかしないので意味はない。
【第1巻(第1話~第7話)で語られた参考書】
・『とってもやさしい英語』(旺文社)

これ知らなかった。中学生向けの参考書。
それも当然、自身が参考書を使い始めたのは高校生から。参考書の世界は広い。
・『ドラゴンイングリッシュ』竹岡 広信(講談社)

うわ、家にあるけど結局やらなかったやつだ~!
そもそも英作文ほぼ要らないのになんとなく買っちゃったんだよな……。愚か……。
・『マドンナ古文常識』荻野文子(Gakkenn)

懐かし~! 高校で配られた!
昔の常識が書いてあるおもしろ読み物って感じ。高校の古文の先生嫌いだったな~~!!
……昔を読みながら思い返していると、参考書を語りたい気持ちがフツフツと湧いてきた。
ここから先は、個人的に好きな参考書を好き勝手に語らせてください。
【英語】
高校で壊滅的だった英語を浪人時代にどうにかしてくれた英傑参考書。
・『英文法のナビゲーター』伊藤和夫(研究社)

めちゃくちゃわかりやすいので本当にオススメ。
完成された一冊。1996年出版なのに今でも使えるってどういうこと?
・『新・英文法頻出問題演習』伊藤和夫(駿台文庫)

伊藤和夫先生の本がハマりすぎて、こっちもやってた。PART2 熟語編もある。
・『ポレポレ英文読解プロセス50』西きょうじ(代々木ライブラリー)

おまたせ。英語の参考書といえば結局これなんだよな。
「ポレポレ」はスワヒリ語で「ゆっくり、のんびり」の意味。
内容が良いのはもちろん、ポレポレって大学受験かじった人がみんなやってるので、大学入学後に話題に出すとちょうどウケるという特典もある。参考書ヲタク探知機。
・『話題別英単語リンガメタリカ』中澤幸夫(Z会)

入ってる話が単純に読み物として面白いのでオススメ。
あとこれも参考書ヲタク探知機になる。
【国語】
現代文は昔からめちゃくちゃできたので参考書無し。
漢文は『ヤマのヤマ』をやったけど『漢文速覚え即答法』とどっちがいいかわからないので無し。
・『首都圏「難関」私大古文演習』池田 修二(河合出版)

これ解いてたって人あんまり聞かないな。
解説が丁寧で良い問題集なので結構オススメ。
『Z会 現代文キーワード読解』Z会編集部(Z会)

高校で配られた。現代文のおじいちゃん先生は面白くてめちゃくちゃ好きだったな~。
知ってる単語が多いけど、たまに知らないこと書いてあるのでこれも読み物として面白い。
【世界史】
通史抑えるのも大事だけど、正直さっさと演習問題に入ったほうが良い。
・『関東難関私大世界史問題集』今泉 博, 濵野 勇介(山川出版社)

実際に入試で出た問題がたくさん入っていてとても良い。
各章が通史、地域史・各国史、テーマ史、論述問題に分かれているのもありがたい。
・『グローバルワイド世界史図表』(第一学習社)

学校で配られた資料集。世界史は結局資料集がいちばん面白い。
調べたら表紙が変わってた。参考書も日々進化している。
・『詳説世界史研究』木村 靖二, 岸本 美緒, 小松 久男(山川出版社)

教科書の何倍も情報が濃くて面白い。正直ちょっと細かすぎるくらい。
あ~~~だいぶすっきりした!!!
ちなみにこれはライフハックなんですけど、
受験から何年も経ってるのにずっと大学受験や参考書の話をしてる人は明らかにおかしい人なので絶対に近寄らないほうがいいです。
ああ、待って、行かないで……
もっとほら、『Forest』が『Evergreen』に変わった話とか、西きょうじが元教え子と不倫した話とかしようよ……
待って……みんな……僕を置いてかないで……


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