土曜日の昼過ぎのテレビで、彦摩呂と知らないタレントがピーマン農家のもとへ赴き、ピーマンを生で齧っていた。
彦摩呂「うわっ! 甘い!」
甘い……?
さすがに嘘すぎる。
甘いわけがない。それがピーマンなのだから。
そもそも、甘さをもとめてピーマンにたどり着く人間はいない。
その苦みにこそ、ピーマンの良さというものがあるんじゃないのか。
しかし、さすがは食レポのプロ、彦摩呂の言うことだ。
別の解釈もできることに気がついた。
これはあくまで他のピーマンと比較して「甘い」ことを伝えているのではないか。
もしそうであれば、彦摩呂は実に巧妙に嘘を回避していることになる。

なんて言うことを考えていると、
知らないタレント「フルーツみたい!」
フルーツみたい……?
さすがに嘘すぎる。
フルーツを食べたことがないのだろうか。
まずもって「フルーツみたい」ってどの果物を指しているんだ。抽象度が高すぎる。
見た目に対して中身スカスカのピーマンみたいな感想だ。
野菜に向かって「フルーツみたい!」って、いったいどういうつもりで言っているのだろうか。
「フルーツみたい!」と言うことがその野菜およびその野菜農家にとってプラスの言葉だと思っているのだろうか。それなら最初からフルーツ栽培してるに決まっているのに。
そもそも、フルーツっぽさをもとめて野菜にたどり着く人間はいない。
だからフルーツ食べたいやつのための野菜なんて存在しない。
野菜食べて「フルーツみたい!」って言うやつはフルーツ食えよ。
野菜食いたいやつだけが野菜を食え。
……
野菜は美味しいから食べるの!!!!!!!

すみません、ついホリエモンが出てしまいました。
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